髙島リボンはこの度、慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科 岸博幸研究室連携のもと、温室効果ガス削減の目標設定を行い、SBTi(*1)より認定を取得いたしました。
SBTiは、温室効果ガス削減のための取り決め「パリ協定」達成に向けて、企業に科学的根拠に基づく中長期の温室効果ガス排出削減目標の設定を働きかける国際的なイニシアチブです。
SBT(Science Based Targets)
SBT(Science Based Targets)は、パリ協定が求める水準「世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準(Well Below 2℃)に抑え、また1.5℃に抑えることを目指すもの」と整合した、5年~15年先を目標年として企業が設定する、温室効果ガス排出削減目標のことです。
SBTi(The Science Based Targets initiative)は、CDP(気候変動のグローバルな情報開示を推進するNGO)、UNGC(国連グローバル・コンパクト)、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)が共同で設立した国際的なイニシアチブです。企業が科学的根拠に基づいた温室効果ガス削減目標を設定するよう働きかけ、企業の目標に対して独立した立場から審査し、認定しています。
※1 SBTi:(Science Based Targets Initiative):
2015年に国連グローバルコンパクト、世界資源研究所(WRI:World Resources Institute)などの団体が共同で設立したイニシアチブ。SBTiは、パリ協定に整合した科学的根拠に基づく中長期のGHG排出削減目標の設定を企業に働きかけており、自社だけでなくサプライチェーンにおける間接排出を含め、基準に準拠した目標を認定する。
高島リボンの温室効果ガス削減目標
アパレル産業は世界2番目の環境汚染産業に位置付けられており、衣料副資材として素材提供をしている弊社でも気候変動によるリスクは切っても切り離すことはできません。
対象項目 | 目標 | |
Scope1 | 事業者自らによる温室効果ガスの直接排出 | 2030年度51%削減(2021年度比) |
Scope2 | 事業者自らによる温室効果ガスの直接排出 | |
Scope3 | 原材料/運送/廃棄物 | 2030年度30%削減(2021年度比) |
削減における取り組み目標
環境配慮素材を軸にした生産に切り替え、製造工程も再エネの導入など環境負荷削減を目標に環境を整えていきます。
項目 | 取り組み | 目標 |
Scope1 | サステナブルな加工への切り替え | 2050年カーボンニュートラルの実現 |
Scope2 | 再生エネルギーへの転換 | |
Scope3 | サステナブルな原料や加工へ切り替え | 2030年までにサステナブル原料への切り替え70%(2013年度比) |
製造ロスの焼却処分ゼロ | 製造ロスを使って、リサイクルやリユース・アップサイクルの推進 |